企画展「湖都大津のこもんじょ学」開催中です②

otsu-rekihaku

2014年03月22日 17:08

いよいよ企画展「湖都大津のこもんじょ学」も前半が終わります。
前期は明日23日(日)までです。ぜひこの機会にお見逃しなく。

ここで、前期にしか展示しない古文書のひとつをご紹介しましょう。


ずばり、羽柴秀吉判物(はんもつ)です。
これは、天正12年(1584)、羽柴秀吉が延暦寺に宛てて出したものです。
内容は、元亀2年(1571)9月12日、織田信長に焼き討ちを受けて以来、
その再建が許されていませんでしたが、信長死後2年が経った天正12年に、
秀吉が天下人として、山門再興を宣言(許可)したものです。
文書の5~6行目に「秀吉都鄙静謐、依思国家鎮護」とあります。
「この秀吉が都鄙(都市と田舎)の静謐を、国家鎮護の思い」をもって
山門の再興を許可する、ということがわかります。
使われている紙も立派で、天下人であるということの意志がみてとれます。

このほかにもご紹介したい古文書はたくさんあるのですが、
会場では、解説パネルだけでなく、登場する歴史上の有名な人物のイラストで紹介しています。
後期には、古代の戸籍や、徳川家康書状など、
普段はみれない大津の歴史をキラリと紹介する古文書を展示します。
ぜひこの機会をお見逃しなく!

展覧会の詳しい内容はこちら→詳細ページ(別ウィンドウで開きます)

展示資料紹介は、「企画展「湖都大津のこもんじょ学」開催中です③」につづく。

(学芸員 たかはし)



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