企画展「車石」シンポジウム開催予告!

otsu-rekihaku

2012年03月10日 09:37

企画展「車石」開催記念シンポジウム(主催:車石・車道研究会)!!

ただいま、当館において企画展「車石-江戸時代の街道整備-」を絶賛開催中です。
絶賛しているのは、来館されたみなさんの声から。
会場では毎日、車石・車道研究会の方が丁寧に展示ガイドをおこなっています。
解説を聞いた来館者のみなさんは、大変満足されてお帰りになっています。

そんな企画展の開催記念事業として、来る3月11日の10時から17時(受付は9時半から)、“車石博士”の研究会のメンバーによる、車石のための、シンポジウムを開催します。テーマは、

車石・車道の謎 -ここまで解明された(成果と課題)-

場所は大津市歴史博物館の講堂
。詳しい発表内容は下記のとおりです。

 午前の部(10:00~12:00)
  ・文化元~2年(1804~1805)車石敷設工事の計画と施工(武内良一・久保孝)
  ・日本鉄道史における山科・大津地域の意義(鉄道史学会会員 藤井勉)

 午後の部(13:30~17:00)
  ・物流のメインルート -京津街道の馬借- (大津市歴史博物館長 樋爪修)
  ・人形に見られる車牛―伏見人形(早川幸生)
  ・車石拓本の採り方入門(大橋利彦)
  ・二条城への御城米輸送ルートと鳥羽街道筋車組(久保孝)
  ・別子銅山の牛車道(山嵜廣)
  ・報告 木食上人椿山荘水鉢(山嵜廣)




このオレンジ色の冊子は当日配布されるレジュメ集です。
レジュメといいながら、会誌でもあり、車石研究の総括する盛りだくさんの内容になっています。
参加料は1,000円(資料代)で、事前申し込みは必要ありません
当日の飛込み参加を大歓迎します
車石について知っている方は改めて、
知らない方はこの機会に車石の世界にとびこんでみませんか

(学芸員 たかはし)


お問い合わせ先 車石・車道研究会事務局 久保 孝
電話075-611-7678(Fax共通) メールアドレス ica27515@nifty.com


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