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Posted by 滋賀咲くブログ at

太鼓塚古墳群ってどんな古墳群?

2009年01月22日

 前回紹介しましたように、太鼓塚古墳群は大津市滋賀里一丁目・高砂町にあります。
 6世紀中頃から7世紀中頃にかけての約100年間に200基近くの古墳が造られたと推定されています。
 古墳の墳丘の形はほとんどが円墳で、大きいものは20m前後、小さいものは1m程度のものもあります。


                      古墳群の一角

大半が巨石を積み上げた横穴式石室ですが、小石室(しょうせきしつ)や土器を棺にしたものもあります。

 太鼓塚古墳群をはじめ、大津市坂本から錦織(にしこおり)にかけての地域に所在する古墳群の古墳には、他の地域の古墳と異なる特徴があります。

 その特徴とは

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Posted by otsu-rekihaku at 10:15 ミニ企画展

「大津の遺跡シリーズ7 太鼓塚遺跡」開催中

2009年01月20日

 第73回ミニ企画展を開催しています。 

 今回は、大津の遺跡シリーズ7として太鼓塚遺跡を紹介しています。
 太鼓塚遺跡は、大津市滋賀里一丁目・高砂町にある縄文時代から平安時代にかけての遺跡です。
 特に古墳時代後期には、古墳が密集する古墳群(太鼓塚古墳群)が築かれました。 6世紀中頃から7世紀中頃までの約100年間に200基近くの古墳が造られたと推定されています。

 今回のミニ企画展では、古墳から出土した資料を中心に、縄文時代から平安時代までの資料を展示しています。





 開催期間は平成21年1月20日(火)から3月15日(日)までです。

 是非、ご来館くださいface02。(あおやま)


Posted by otsu-rekihaku at 17:01 ミニ企画展

れきはく講座「古文書に親しむ」

2009年01月20日

近年、この時期になると、れきはく講座の一環として、古文書解読の初級講座を3回連続で開いています。
去る1月17日(土)に第一回目を開催し、104名の受講生のご出席をいただきました。
昨年までは、古文書の楽しみ方として、解読よりも、古文書の汚れや折り目にどのような意味があるのか、
浮世絵に記された文字には、どんな洒落っ気のある意味が隠されているのか、などを紹介してきましたが、
今回は、ただひたすら古文書の解読に取り組んでいます。

たとえば、下の写真は、幕末、嘉永7年(1854)の大津道具屋仲間の古文書ですが、
典型的な当時の筆跡で、古文書解読の基本となるものです。


解読文は
一、当道具屋仲間之儀者、明和四亥年三月より名印帳面差上来候ニ付、則仲間取締方左之通
一、御公儀様御法度并今般仲間再興被仰付候御触書之趣、急度相守可申事

読み方は
一、当道具屋仲間の儀は、明和四亥年三月より名印帳面差し上げ来たり候(そうろう)に付き、すなわち仲間取締方左の通り
一、御公儀様御法度(ごはっと)ならびに今般仲間再興仰せ付けられ候御触書の趣、きっと相守(あいまも)り申すべき事

意味は
一、この道具屋仲間(同業者組合)については、明和四年(1767)三月から、登録業者の名前と印鑑を押した帳面を提出してきましたが、その仲間内では、取り締まり方法を左のようにしています。
一、ご公儀様(幕府)のご法度や、このたび仲間の再結成を命じられたときに出されたお触書の内容を、必ず守ります。



掲載した古文書の写真はごく一部で、この後に、箇条書きで取り締まりの内容が記されています。
このような文章を「候文(そうろうぶん)」と呼びますが、「○○候」とある「候」は、「○○でございます」と丁寧な言い方
をするときに使う言葉です。
①「者」という文字の草書体は、助詞に使用する「てにをは」の「は」の文字に当たります。
②「可」を「べし、べき、べく」と読み、下の文字から返って読みます(「可申」なら「申すべし」)。
③「相守」の「相」という文字は、接頭語としてよく出てきます。

候・者・可・相の文字が、写真の草書体のどれにあたるかを探して、覚えておいてください。
古文書には頻繁に出てくる文字です。よく出てくる文字から覚えると、先々助かりますから・・。
でも、実際に古文書を目の前に置くと、天と地がさかさまになっていても分かりませんし、そもそも書いてある続き文字が、一文字なのか二文字分なのかと迷っていると、実は三文字分が書いてあったり、驚くことばかりです。
それだけに、苦労して、一字一字読めていくと、楽しくなるのですが・・。(樋爪)






Posted by otsu-rekihaku at 10:01 れきはく講座

「近江八景」一筆箋の販売をはじめました。

2009年01月16日

今月から、当館で販売しているオリジナルグッズに、新たに
近江八景の図柄をあしらった一筆箋が加わりました!



今回の一筆箋には、歌川広重が1857年に描いた近江八景図「魚栄版」(当館所蔵)
の図柄を用いています。この「魚栄版」(うおえいばん)は広重が描いた数ある近江八景の中でも、
鮮やかな色彩と大胆な構図が特徴です。

一筆箋のサイズは縦19センチ×横8センチ。
近江八景、
『石山秋月』『瀬田夕照』『粟津晴嵐』『矢橋帰帆』
『三井晩鐘』『唐崎夜雨』『堅田落雁』『比良暮雪』
の図柄をそれぞれ4枚ずつ、計32枚。1部300円です。
(市販品より増量。お得です!)
限定1000部の販売となっておりますicon12

当館1階のミュージアムショップで好評発売中です!
お土産に、ちょっとしたお手紙に、ぜひ八景巡りを楽しんでください。
皆様のご来館をお待ちしております。

(受付係・M)



Posted by otsu-rekihaku at 17:01 スタッフ日記

勅題写真展

2009年01月15日

                        勅題写真展



        企画展示室Aにて『勅題写真展』を開催中です。大津市写真連盟では、
毎年新年に宮中で行われている歌会始の題目『勅題』をテーマにした写真を募集していますカメラ




今年は勅題の「生」をテーマにした作品119点が集まりました。
第61回大津市文化祭の関連行事にもなっておりますので、ぜひご覧下さいiconN04

期間:平成21年1月14日(水)~1月18日(日)
会場:企画展示室A
時間:9時~17時まで(最終日は午後3時で終了致しますのでご注意下さい)
                                                        (受付 T)


Posted by otsu-rekihaku at 14:10 貸しギャラリー