企画展「戦争と市民」
2009年04月11日
今年の夏休み期間中、7月25日(土)から8月30日(日)まで、
企画展「戦争と市民」を開催する計画を立て、現在、事前調査を実施しています。
この企画展では、陸軍歩兵第九連隊や大津海軍航空隊、滋賀海軍航空隊、陸軍少年飛行兵学校など
大津にあった軍事施設の歴史や、「銃後」と呼ばれた内地での市民生活などを
さまざまな資料や写真によって紹介しようと考えています。
その関連調査で、先日、八日市飛行場跡(東近江市八日市)に行ってきました。
八日市飛行場は、大正10年(1921)に設立され、
陸軍航空第三大隊(後に飛行第三連隊と改称)が駐屯したところです。
戦後64年が経過し、飛行場を偲ぶ史跡は数少なくなってきましたが、
八日市の東沖野には、大正14年、「隊員達の安全と連隊の守護神
」として、沖原神社(当初は衛戍神社)が創建され、今も現地に祀られています。
その境内の一角に、写真のようなレンガ造りの門柱が二本立っています。

八日市飛行第三連隊の営門

営門には扉の受金具と門扉の一部が残されている
これは第三連隊の営門で、当時は別の場所に立っていたものです。
調査に寄せていただいた時、このあたりはちょうど桜が満開で、近くでお花見をされていた年配の方々に、
飛行場の歴史を教えていただきました。
我々調査チーム(といっても二人ですが)は、この後、
布引丘陵に現存する掩体壕(えんたいごう)の調査をして帰途に就きました。
掩体壕とは、敵の空襲から護るために、飛行機を隠した施設のことです。
このコーナーでは、これから企画展のオープンまで、
事前調査の様子などを逐次紹介していく予定ですので、
しばらくの間お付き合いいただきたいと思います。(学芸員 樋爪)
企画展「戦争と市民」を開催する計画を立て、現在、事前調査を実施しています。
この企画展では、陸軍歩兵第九連隊や大津海軍航空隊、滋賀海軍航空隊、陸軍少年飛行兵学校など
大津にあった軍事施設の歴史や、「銃後」と呼ばれた内地での市民生活などを
さまざまな資料や写真によって紹介しようと考えています。
その関連調査で、先日、八日市飛行場跡(東近江市八日市)に行ってきました。
八日市飛行場は、大正10年(1921)に設立され、
陸軍航空第三大隊(後に飛行第三連隊と改称)が駐屯したところです。
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タグ :戦争と市民展
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Posted by
otsu-rekihaku
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展覧会