「石山寺と湖南の仏像」の仏像紹介 第7回
2008年07月20日
企画展の仏像紹介、7回目。
今回も引き続き誕生仏の紹介です。今回の誕生仏は、東近江市の専修院の像で、前回のものと大きさは同じくらい、10センチにも満たない小像です。
前回は右手を肘で垂直にあげていたのですが、今回の腕は頭上を通り越し、手先は左を向いています。もう少し手を低くしたら敬礼をしているようです。お顔も丸く若々しい感じです。実はこの像は、滋賀県では現存最古の誕生仏といわれていて白鳳時代の制作と考えられています。


※小さすぎるので、「のぞきケース」に寝かせて展示していますのでご注意!
いままでの仏像紹介でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、ブログでは金銅仏ばかりを紹介してきました。今回の展示では、石山寺さん所蔵の金銅仏に関連して、県内に残る古代中世の金銅仏のうち、約半分を展示しています。また、田原道沿い、瀬田川(宇治川)沿いの金銅仏も集め、さらに、様々な関連する金銅仏を含めて約25件の古代、中世の金銅仏を展示します(金銅仏が全て出そろうのは後半)。実はちょっとした「金銅仏展」でもあるのです。
あわせて平安時代の鉄仏と白鳳時代の銀の押出仏も展示していますから、古代、中世の鋳造による仏像の勉強にはもってこいとなっています。(てらしま)
今回も引き続き誕生仏の紹介です。今回の誕生仏は、東近江市の専修院の像で、前回のものと大きさは同じくらい、10センチにも満たない小像です。
前回は右手を肘で垂直にあげていたのですが、今回の腕は頭上を通り越し、手先は左を向いています。もう少し手を低くしたら敬礼をしているようです。お顔も丸く若々しい感じです。実はこの像は、滋賀県では現存最古の誕生仏といわれていて白鳳時代の制作と考えられています。
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タグ :石山寺展
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otsu-rekihaku
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