滋賀県水彩展が始まりました。
2008年11月12日

博物館2階、展示室Bにて
開催されています。



落ち着いた風景画からカラフルな抽象画まで、個性のあるたくさんの作品が並んでいて、
創作意欲がわいてくる作品展になっていました。
(受付係・はしもと)
企画展「かわら」関連講座
2008年11月09日
11月8日(土)、企画展「かわら」の関連講座で、「桟瓦と西村半兵衛」と題した講座が開催されました。
講座には68名の方が参加。講師は平井俊行氏(京都府教育庁指導部文化財保護課建造物担当副課長)で、講演内容の流れを、分かりやくパワーポイントによって説明いただきました。
瓦葺は大きく二種類、丸瓦と平瓦を組み合わせた「本瓦葺」と、丸瓦と平瓦を合体させた桟瓦で葺く「桟瓦葺」があること。本瓦葺より桟瓦葺の方が軽量であったため、一般民家への瓦の普及の契機になったこと。その桟瓦の発明者が大津の瓦師西村半兵衛であったことなどを、詳しくお話いただきました。とくに、パワーポイントで説明された瓦の葺き方の解説や、「西村半兵衛由緒覚書」の信用性などについて解説を加えられるなど、受講者は、瓦の世界の奥深さに改めて認識を新にされたようです。企画展「かわら」は、今月11月24日までです。西村半兵衛の由緒書や半兵衛がつくった鬼瓦など、日ごろは気にとめないさまざまな瓦の知識を提供させていただいておりますので、是非とも会期中にご来館いただければ幸いです。(樋爪)
講座には68名の方が参加。講師は平井俊行氏(京都府教育庁指導部文化財保護課建造物担当副課長)で、講演内容の流れを、分かりやくパワーポイントによって説明いただきました。
瓦葺は大きく二種類、丸瓦と平瓦を組み合わせた「本瓦葺」と、丸瓦と平瓦を合体させた桟瓦で葺く「桟瓦葺」があること。本瓦葺より桟瓦葺の方が軽量であったため、一般民家への瓦の普及の契機になったこと。その桟瓦の発明者が大津の瓦師西村半兵衛であったことなどを、詳しくお話いただきました。とくに、パワーポイントで説明された瓦の葺き方の解説や、「西村半兵衛由緒覚書」の信用性などについて解説を加えられるなど、受講者は、瓦の世界の奥深さに改めて認識を新にされたようです。企画展「かわら」は、今月11月24日までです。西村半兵衛の由緒書や半兵衛がつくった鬼瓦など、日ごろは気にとめないさまざまな瓦の知識を提供させていただいておりますので、是非とも会期中にご来館いただければ幸いです。(樋爪)
古代の瓦づくり
2008年11月06日
企画展「かわら」の関連イベントとして、「古代の瓦づくり実演」を11月1日(土)に開催しました。
講師は、奈良県生駒市にある山本瓦工業株式会社のみなさん。特に会長の山本清一先生は、文部科学省選定保存技術保持者のお1人で、これまで、法隆寺や唐招提寺を始め、多くの国宝・重要文化財の建造物の屋根改修を手がけられています。
当日は、山本先生が古代瓦の観察から復原された瓦づくりの道具を用いて、4枚の平瓦を一度に製作する「桶巻きづくり」や、一枚ずつ製作する「一枚づくり」などの技法を実演していただきました。

桶に巻く粘土板をつくっています

桶に巻いた粘土を叩き板でたたいています

円筒形のものを四分割して、平瓦をつくります
午前・午後の2回の実演で、約100名の方のご参加をいただきました。参加されたみなさんは、実演を興味深く見ておられ、また、熱心に写真撮影されていました
。(あおやま)
講師は、奈良県生駒市にある山本瓦工業株式会社のみなさん。特に会長の山本清一先生は、文部科学省選定保存技術保持者のお1人で、これまで、法隆寺や唐招提寺を始め、多くの国宝・重要文化財の建造物の屋根改修を手がけられています。
当日は、山本先生が古代瓦の観察から復原された瓦づくりの道具を用いて、4枚の平瓦を一度に製作する「桶巻きづくり」や、一枚ずつ製作する「一枚づくり」などの技法を実演していただきました。

桶に巻く粘土板をつくっています

桶に巻いた粘土を叩き板でたたいています

円筒形のものを四分割して、平瓦をつくります
午前・午後の2回の実演で、約100名の方のご参加をいただきました。参加されたみなさんは、実演を興味深く見ておられ、また、熱心に写真撮影されていました
